要点と整理 物理から考える微分積分入門

物理から考える微分積分入門

  • 発売日: 2012/04/20
  • 著者: 松田修
  • 判型: A5
  • 頁: 214
  • ISBN: 978-4-485-30068-8
  • 定価: 2,640円(税込)
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数学、特に微分積分は理工学の基礎と言われるが、それが応用させる場面では、関連と内容がなかなか理解できないという声が多いようです。

本書では、それを少しでも克服するため、特に物理のいくつかのトピックスを例に、微分積分がどのように応用されているか、極めて初歩の初歩という立場で解説しています。

序章 17世紀に発見された微分積分

第1章 微分と積分の考え方

微分係数と接線の傾き

関数の導関数

導関数の線形性

不定積分の考え方

簡単な微分方程式

第1章のポイントを振り返る

第2章 物体の運動と微分積分

加速と加速度

自由落下

鉛直投げ

水平投射

斜方投射

第2章のポイントを振り返る

第3章 微分積分学の基本定理

定積分の考え方

平均値の定理

微分積分学の基本定理

第3章のポイントを振り返る

第4章 微積分の計算術

積と商の微分公式

合成関数の微分公式

部分積分

置換積分の公式

第4章のポイントを振り返る

第5章 力学の初歩と微分積分

力とは

仕事とポテンシャル

運動エネルギー

力学的エネルギー保存則

力積と運動量

衝突と運動量保存の法則

第5章のポイントを振り返る

第6章 初等超越関数の微分積分

三角関数の微分積分

対数関数の微分積分

指数関数の微分積分

変数分離形の微分積分

1階線形微分方程式

第6章のポイント振り返る

第7章 初等超越関数を扱った物理

等速円運動

RL回路

交流回路

放射性崩壊

第7章のポイントを振り返る

第8章 定積分の応用

関数がつくる図形の面積

極座標表示の図形の面積

曲線の長さ

回転体の体積

回転面の表面積

第8章のポイントを振り返る

第9章 剛体の力学

平面図形のモーメントと重心

慣性モーメント

回転運動と運動方程式

回転運動の運動エネルギー

第9章のポイントを振り返る

第10章 微分積分の発展的内容

高次導関数

テイラーの定理

マクローリン級数

オイラーの公式

第10章のポイントを振り返る

第11章 定数係数の線形微分方程式の解法

定数係数の同次線形微分方程式

定数係数の非同次線形微分方程式1

定数係数の非同次線形微分方程式2

第11章のポイントを振り返る

第12章 振動の微分方程式

単振動

単振り子

減衰振動

強制振動

第12章のポイントを振り返る

演習と章末問題の解答