交流回路シリーズ d-book 過渡現象

d-book 過渡現象

  • 発売日: 2000/07/01
  • 著者: 森沢一榮
  • 判型: A4
  • 頁: 52
  • ISBN: 978-4-485-42910-5
  • 定価: 1,430円(税込)
  • 商品紹介
  • 目次
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LR直列回路、CR直列回路、RLC直列回路などについて、回路の開閉に伴う電流の変化、並列回路に生じる電流の振動現象などを回路構成と微分方程式の解法、結果のグラフなどを対応させて物理現象がよく理解できるように解説しています。

また微分方程式を解く道具としてのラプラス変換とおもな公式の使い方を指導しています。

1 過度現象の意味

 

2 L-R直列回路

直流電圧印加

L中に蓄えられるエネルギー

電磁エネルギーの放散

Rの増減

 1階線形微分方程式の解法

 Rの増加

 Rの減少

 

3 C-R直列回路

コンデンサの直流充電

C-R直列回路の放電

微分回路および積分回路

交流電圧の印加

電気振動(その1)

 2階微分方程式の解法(その1)

 CのLへの放電と電気振動

 

4 R-L-Cの直流回路

直列RLC回路

 2階微分法停止委の解法(その2)

  相異なる実根の場合

  等根の場合

  虚根の場合

 RLC直列回路への直流電源の印加

  R2/4L2>1/LCまたはR2>4L/Cの場合 

  R2/4L2<1/LCまたはR2<4L/Cの場合

  R2 /4L2=1/LCまたはR2=4L/Cの場合

電気振動(その2)

電気振動(その3)

衝撃電圧発生器の原理

 

5 R-L-Cの交流回路

2階微分方程式の解法

 交流の過渡現象にもっとも応用範囲の広い場合

 特別な場合

R,L,Cの直列回路に正弦波電圧を印加したときの過渡現象

 

6 ラプラス変換概要

ラプラス変換とおもな公式

簡単な直流回路の過渡現象への応用

初期値をもつ場合の扱い方

 

7 進行波概説

定義と術語

 進行波の定義

 純粋な進行波

 サージおよびインパルス

進行波の速度

線路上の電圧分布

反射波,透過波を求める基本式の誘導

特別な条件での反射波と透過波

 Z1=Z2の場合

 Z2=0の場合

 Z2=∞の場合

進行波の進行と線路上の分布

Z1≠Z 2の場合の入来波と透過波

問題の答