長さのある線路には必ず線路定数が存在し、電線路としての電気的特性は線路定数により決定されます。
線路定数は直列分として抵抗とインピーダンスが、 並列分としてキャパシタンスとコンダクタンスが存在し、これらの線路定数を往復2線から架空地線をもつ三相2回線にいたるまでの計算法をわかりやすく解説しています。
また実際の線路についての数値例を示しています。
1 直列抵抗
2 直列インダクタンス
往復2電線からなる回路のインダクタンス
3相3線式1回線のインダクタンス
3相3線式2回線のインダクタンス
3線または6線,大地帰路のインダクタンス
複導体送電線のインダクタンス
より線のインダクタンス
架線電線のたるみと直列抵抗,直列インダクタンス
インダクタンスの実測値と計算値
地中ケーブルのインダクタンス
3 直列インピーダンス
4 並列インピーダンス
往復2架線電線のキャパシタンス
1電線と大地間キャパシタンス
2電線と大地の各キャパシタンス
部分キャパシタンス
2電線一括のキャパシタンス
3 相3線式の各キャパシタンス
3電線一括のキャパシタンス
架空地線のある3相3線式1回線・2回線のキャパシタンス
単心ケーブルのキャパシタンス
ケーブル断面中任意の位置にある心線の電位
3心ケーブルのキャパシタンス
複導体送電線のキャパシタンス
5 並列アドミタンス
6 零相分,正相分,逆相分インピーダンスとアドミニタンス
零相分インピーダンスとアドミタンス
零相分インピーダンス
零相分アドミタンス
背相分インピーダンスとアドミタンス
正相分インピーダンス
正相分アドミタンス
逆相分インピーダンスとアドミタンス
7 演習問題
演習問題の解答