1 電気測定の基礎
1.1 概説
1.2 電気単位
1.2.1 測定と単位
1.2.2 基本単位と組立単位
1.2.3 電気単位の実現
1.2.4 電気単位の維持
1.3 電気標準器
1.3.1 電気標準器
1.3.2 標準コンデンサ
1.3.3 標準誘導器
1.3.4 標準電池
1.3.5 標準電圧発生器
1.4 測定法の分類
1.4.1 直接測定と間接測定
1.4.2 編位法と零位法
1.4.3 直動式計器と自動平衡式計器
1.4.4 アナログ変換とディジタル変換
1.5 測定に伴う誤差
1.5.1 用語の定義
1.5.2 誤差の分類
1.5.3 標準偏差
1.5.4 誤差伝搬の法則
1.5.5 有効数字
1.5.6 精度
1.6 測定と雑音
1.6.1 雑音
1.6.2 雑音の原因
1.6.3 対地雑音
1.6.4 感度
1.7 測定器の動特性
1.7.1 可動コイル形検流計の原理
1.7.2 過渡応答
1.7.3 周波数応答
演習問題
2 電流および電圧測定
2.1 概説
2.2 直流電流・電圧の測定
2.2.1 可動コイル形計器
2.2.2 その他の指示計器
2.2.3 電流測定範囲の拡張
2.2.4 電圧測定範囲の拡張
2.3 測定量の増幅
2.3.1 計測用直流増幅器
2.3.2 負帰還増幅器
2.3.3 変調形直流増幅器
2.3.4 演算増幅器
2.3.5 電子計器
2.3.6 ディジタル計器
2.4 直流電位差形
2.4.1 直流電圧精密測定
2.4.2 直列抵抗式電位差計
2.4.3 並列抵抗式電位差計
2.4.4 電位差計の感度
2.4.5 熱起電力の影響
2.4.6 測定範囲の拡張
2.4.7 電流比較器とその応用
2.4.8 直流電流の測定
2.4.9 差動電圧計
2.5 交流電流・電圧測定
2.5.1 交流用指示計器
2.5.2 交-直変換器を前置する計器による測定
2.5.3 2乗則計器
2.5.4 計器用変成器
2.5.5 交流増幅器と電子電圧計
2.5.6 同期検波器
2.5.7 ディジタル電圧計
2.6 特殊な方法による測定
2.6.1 概説
2.6.2 球ギャップ
2.6.3 波高電圧計
2.6.4 回転電圧計
2.6.5 導体電流の測定
2.6.6 高電圧回路の測定
2.7 衝撃電圧・電流の測定
2.7.1 概説
2.7.2 陰極線オシログラフ法
2.7.3 電極ギャップ法
2.7.4 波高高電圧計法
2.7.5 磁鋼片法
2.7.6 ロゴウスキーコイル法
2.7.7 クリドノグラフ法
2.7.8 デンソメータ法
演習問題
3 電力および電力量の測定
3.1 概説-測定値に関する基礎知識-
3.2 電力変換器と変換回路
3.2.1 変換器
3.2.2 電子回路による変換
3.2.3 熱変換
3.3 電力計による測定
3.3.1 外相交流電力
3.3.2 ひずみ波電力
3.4 間接法による測定
3.4.1 電圧計,電流計法
3.4.2 三電圧計法、三電流計法
3.5 無効電力および皮相電力の測定
3.6 電力量の測定
3.6.1 交流電力量
3.6.2 無効電力量
3.6.3 最大需要電力
3.6.4 直流電力量
4 力率、位相差の測定
4.1 力率、無効率の測定
4.1.1 力率
4.1.2 力率、無効率測定
4.2 位相差の測定
4.2.1 時間変換法
4.2.2 リサジュー図形
4.2.3 同期整流法
4.3 同期検定
5 対称分測定
5.1 概説
5.2 零相分測定
5.3 正相分および逆相分測定
5.4 不平衡率の測定
演習問題
6 周波数・時間の測定
6.1 概説
6.2 カウンタ法
6.3 その他の方法
6.3.1 共振の利用
6.3.2 インピーダンスの周波数特性の利用
6.3.3 電流変換の利用
6.3.4 標準周波数との比較
7 信号波形の観測・記録・分析
7.1 概説
7.2 波形の記録
7.2.1 記録計による方法
7.2.2 電磁オシログラフによる方法
7.2.3 磁気テープレコーダによる方法
7.2.4 ディジタルデータの記録
7.3 波形の観測
7.4 信号波形の分析
7.4.1 アナログ信号処理
7.4.2 ディジタル信号処理
8 電気抵抗の測定
8.1 概説
8.2 ブリッジ法
8.2.1 概説
8.2.2 ホイートストーンブリッジ
8.2.3 ホイートストーンブリッジの不平衡電流
8.2.4 ホイートストーンブリッジの感度
8.2.5 超高抵抗ブリッジ
8.2.6 ホイートストーンブリッジによる低抵抗測定
8.2.7 ケルビンダブルブリッジ
8.2.8 電流比較器形ブリッジ
8.3 電圧-電流法
8.3.1 概説
8.3.2 電圧計-電流計法
8.3.3 抵抗計
8.3.4 電位差計法
8.3.5 標準定電圧法および標準定電流法
8.4 その他の抵抗測定法
8.4.1 発電機式絶縁抵抗計
8.4.2 比較法
8.4.3 コンデンサ放電
8.4.4 演算増幅器法
8.5 特殊抵抗の測定
8.5.1 電池の内部抵抗測定
8.5.2 電解液の抵抗率の測定
8.5.3 導線の抵抗率の測定
8.5.4 半導体の抵抗率の測定
8.5.5 薄膜抵抗の測定
8.5.6 非直線抵抗の測定
8.5.7 絶縁物の体積抵抗率、表面抵抗率の測定
8.5.8 接触抵抗の測定
8.5.9 接地抵抗の測定
8.5.10 線路障害位置の検出
演習問題
9 インピーダンス野測定
9.1 概説
9.2 四辺ブリッジ
9.2.1 交流ブリッジ概説
9.2.2 四辺ブリッジの原理
9.2.3 対地アドミタンスの影響
9.2.4 漏れ容量の影響
9.2.5 電磁誘導の影響
9.3 各種四辺ブリッジ
9.3.1 概説
9.3.2 四辺ブリッジの実例
9.4 変成器のブリッジ
9.4.1 概説
9.4.2 原理
9.4.3 変成器ブリッジの性質
9.4.4 変成器の入・出力インピーダンス
9.4.5 変成器ブリッジの基本構成
9.4.6 変成器のブリッジの例
9.4.7 アクチブリッジ
9.5 その他の交流ブリッジ
9.5.1 高調波ブリッジ
9.5.2 直読インピーダンスブリッジ
9.6 その他のインピーダンス測定法
9.6.1 概説
9.6.2 インピーダンスメータ
9.6.3 Qメータ
演習問題
10 回路の試験
10.1 能動回路素子に関する試験
10.1.1 トランジスタのhパラメータの測定
10.1.2 静特性その他の試験
10.2 回路の特性の試験
10.2.1 周波数応答
10.2.2 雑音の測定
10.2.3 過渡応答
10.3 データ領域での試験
11 磁気測定
11.1 概説
11.2 磁界の測定
11.2.1 概説
11.2.2 磁力計
11.2.3 磁束計
11.2.4 磁気変調器
11.2.5 半導体の電流磁気効果の応用
11.2.6 核磁気共鳴吸収法
11.2.7 光ポンピング磁力計
11.2.8 その他の方法
11.3 直流磁気特性の測定
11.3.1 概説
11.3.2 環状試料の測定
11.3.3 透磁率計
11.3.4 永久磁石の試験
11.4 交流磁気特性の測定
11.4.1 概説
11.4.2 励磁条件
11.4.3 磁化曲線の測定
11.4.4 ヒステリシス特性の測定
演習問題
12 電気の単位と標準
12.1 概説
12.2 電気の単位系
12.2.1 初期の電気・磁気の実験
12.2.2 電気・磁気単位の変遷
12.2.3 各種の電気・磁気単位系の成り立ち
12.2.4 次元
12.3 電気単位の表現
12.3.1 概説
12.3.2 抵抗単位の絶対測定
12.3.3 電流単位の絶対位測定-電流単位の直接的表現-
12.3.4 電流単位の間接的表現
12.4 電気単位の維持
12.4.1 量子効果の応用
12.4.2 ジョセフソンの電圧標準
12.4.3 量子化ホール抵抗による抵抗標準の試み
演習問題
13 これからの計測技術
13.1 概説-広義の計測の展望-
13.2 計算機応用計測
13.2.1 CAMとその効用
13.2.2 CAMの姿と適用領域
13.2.3 CAMシステムの標準構成
13.3 画像応用計測
13.3.1 リモートセンシング
13.3.2 CT(Computer Tomography)
13.4 レーザ応用計測
13.4.1 レーザと計測
13.4.2 レーザビームの応用
13.4.3 光学効果の応用
13.4.4 干渉の応用
13.4.5 光ファイバの応用
13.5 クライオエレクトロニクスの応用
13.5.1 極低温と量子効果
13.5.2 ジョセフソン効果とその応用
13.5.3 量子干渉計SQUID