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理工学書/専門書
月刊 電気計算 2022年7月号
[特集]測定の基本
電気設備の保守・点検作業や研究開発など、さまざまな場面で測定器を用いた測定が行われています。
正しく確実に測定を行うためには、用途にあった測定器を用いて正確に測定を実施する必要があり、技術者にとって欠かせない技術の一つです。
今回は、電気設備の保守・点検作業で実施する測定のうち、“電流・電圧測定”、“絶縁抵抗・接地抵抗測定”について解説します。
1,760円(税込)
資格書
接地方式には、非接地、高抵抗接地、消弧リアクトル接地、直接接地などがあり1線接地や2線接地などの地絡事故が生じると健全相の電圧は上昇します。
それぞれの接地方式について故障時の現象を電流分布図やベクトル図により解説しています。とくに消弧リアクトル接地系についてはリアクトルの共振現象、変圧器二次への移行電圧、微地絡現象、断線時の異常電圧などくわしく解説しています。
1 中性点接地方式と健全相電圧上昇
中性点接地方式の分類
地絡時の健全相電圧上昇
2 非接地系統の故障現象
1線地絡時の電圧・電流
非接地系統の異常電圧
中性点残留電圧
3 高抵抗接地系統の故障現象
1線地絡時の故障点健全相電圧
1線地絡時の遠方点健全相電圧
4 消弧リアクトル接地系統の故障現象
対地充電電流の補償
故障点回復電圧
消弧リアクトルの共振現象
変圧器二次側移行電圧
微地絡現象
断線時の異常電圧
5 直接接地系統の故障現象
有効接地条件
故障電圧・電流分布
6 多回路併架送電線の異常電圧
静電誘導電圧
異系統架送消弧リアクトル系統の共振
電磁誘導電圧
異系統混触時の異常電圧