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月刊 電気計算 2025年7月号
[特集]雷保護・雷対策
日本では、平均して年に100万回もの雷が発生し、年間の雷被害総額は1000億円から2000億円と推定されている。
落雷による被害は多岐にわたり、停電や火災をはじめ、社会インフラや企業活動などさまざまな分野に影響をもたらす。地球温暖化の影響で近年多発するゲリラ雷雨によって、より身近な災害となった落雷による雷サージへの対策が重要視されている。
今号では、工場の雷対策、障害波遮断変圧器を用いた雷対策、新型落雷位置、標定システムについて解説する。
1,760円(税込)
資格書
CDプレーヤーからX線レーザまで
レーザの応用分野は広く、レーザ加工、光通信、医療、情報などの分野ではすでに実用化段階に入っており、レーザは、いまや産業界にとっても社会生活にとっても必要不可欠です。
本書は、概念的な知識が初心者によく理解できるように、絵や図をふんだんに取り入れ、本質を分かりやすく説明しています。
Ⅰ 20世紀最大の発明 “レーザとは”
1. レーザの特徴と由来
2. レーザの歴史
3. レーザの実用性
4. レーザの構造
4.1 レーザ媒質
4.2 励起源
4.3 光共振器
5. レーザ光の発生過程
5.1 励起過程
5.2 自然放出過程
5.3 誘導放出過程
5.4 光増幅からレーザ発振へ
6. レーザの特長
6.1 指向性
6.2 高エネルギー密度
6.3 可干渉性
6.4 単色性
Ⅱ レーザのしくみ
1. 原子のエネルギー状態
2. 光量子(フォトン)
3. 自然放出と誘導放出
4. 反転分布
5. ガスレーザ
5.1 He-Ne(ヘリウム・ネオン)レーザ
5.2 Ar+(アルゴン)イオンレーザ
5.3 炭酸ガス(CO2)レーザ
5.4 エキシマレーザ
6. 固体レーザ
6.1 ルビーレーザ
6.2 Nd(ネオジウム):YAGレーザ
6.3 波長可変固体レーザ
6.4 固体レーザの構造
6.5 Q-スイッチレーザ発振
7. 色素レーザ
7.1 色素分子
7.2 パルス発振動作
7.3 連続発振動作
7.4 超短パルスレーザ
8. 半導体レーザ
8.1 半導体レーザの開発状況
8.2 半導体レーザの構造と原理
9. 新レーザ
9.1 X線レーザ
9.2 自由電子レーザ
Ⅲ レーザの応用
1. レーザの応用分野
2. 光通信
2.1 光ファイバの開発状況
2.2 光ファイバ通信方式
2.3 21世紀の通信網
2.4 光ファイバ通信の研究動向
3. レーザ・レーダ
3.1 レーザによる測距とリモートセンシング
3.2 レーザ測距・追尾
3.3 交通監視・管制
3.4 宇宙におけるレーザ・レーダの応用
3.5 環境計測
4. レーザスキャナとその応用
4.1 レーザスキャナ
4.2 ポリゴンミラースキャナー
4.3 ホログラフィックスキャナー
4.4 ホログラフィの原理
4.5 1兆円市場に迫るレーザプリンタ
4.6 バーコードリーダー
5. 光ディスク
5.1 光ディスクの開発動向
5.2 爆発的成長のコンパクトディスク
5.3 追記型光ディスク
5.4 書き換え型光ディスク
6. レーザ加工ー熱プロセス
6.1 レーザは金属などの切断,穴あけもできる
6.2 レーザ加工の需要分野
6.3 レーザ/ロボット加工機の登場
7. レーザ化学プロセス
7.1 光化学プロセス
7.2 レーザ・エッチング
7.3 レーザCVD
7.4 レーザ・ドーピング
7.5 超LSI製造に欠かせないレーザプロセス
8. レーザ医療
8.1 レーザ医療の特長
8.2 レーザメス
8.3 レーザー光凝固
8.4 レーザによる熱的治療
8.5レーザ・アブレーション
8.6 レーザによる光化学的癌治療
8.7 レーザ内視鏡
9. エネルギー分野でのレーザ利用
9.1 核分裂と核融合
9.2 レーザ核融合
9.3 レーザによるウラン濃縮