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理工学書/専門書
JEC
一般書
月刊 電気計算 2025年10月号
[解答速報]
2025年実施 問題と解答・解説
電験3種(上期)/電験2種一次/エネ管(電気分野)
[特集]CO2回収技術の動向
CO2回収技術とは、発電所や工場から排出される二酸化炭素を分離・回収し、大気放出を抑制する技術である。近年は国際的な脱炭素目標のもと、アミン吸収法や直接空気回収(DAC)などの実用化が進展している。IEAや企業の実証プロジェクトによりコスト低減と大規模導入の可能性が高まり、再利用技術との連携や輸送・貯留インフラ整備も期待されるなど、カーボンニュートラル実現に向けた重要かつ不可欠な技術として注目されている。
今号では、CO2分離回収技術の概要や取組み、研究や開発について紹介する。
1,760円(税込)
資格書
エレクトロニクスからエネルギー応用まで
超LSIに代表される半導体素子のプロセス、ハイテク新素材の開発、プラズマを媒介とする種々のレーザ、さらに核融合との係わりなど、広範囲な分野にめざましい進出を続けるプラズマ技術を、その概念から説き起こし、基本的な特性とそれに対応する数々の応用を平易に解説している格好の入門書です。
Ⅰ 第四の物質 “プラズマ”とは
1. 近代科学の曙とプラズマ
2. プラズマが生み出す極限状態と応用の接点
3. 温度と物質の相状態
4. 原子・分子から電子とイオンへ
5. プラズマとは
6. いろいろなプラズマ
6.1 加熱によるプラズマの発生
6.2 液体・固体の中に存在するプラズマ
6.3 宇宙のプラズマ
6.4 各種のプラズマの存在条件
Ⅱ プラズマの特性
7. 荷電粒子の振る舞い
7.1 電界の中の荷電粒子の運動
7.2 磁界の中の荷電粒子の運動
7.3 電界の磁界が共存する場合の荷電粒子の運動
7.4 クーロン衝突
7.5 衝突が荷電粒子の運動に与える影響
8. 励起粒子の活性
8.1 原子・分子の励起状態とは
8.2 粒子の励起
8.3 励起粒子の物質的特性
8.4 励起粒子の化学的存在
9. 熱力学的特性
10. 電気的特性
10.1 導電性
10.2 電磁流体としてのプラズマ
10.3 電磁界のプラズマ電流による力の発生
10.4 磁界が存在するプラズマ中の電気伝導
11. プラズマ中の集団現象
11.1 プラズマ振動
11.2 デバイ遮蔽
11.3 プラズマ波動
12. プラズマ特性の計測(診断)
12.1 静電探針法
12.2 分光法
12.3 粒子分析法
12.4 電磁波法
Ⅲ プラズマの応用
13. プラズマの特性と応用の対応
14. 物質の生成と加工
14.1 プラズマ加工・放電加工
14.2 材料の生成
14.3 半導体デバイスプロセス
15. 光と粒子の放射の利用
15.1 照明とディスプレイ
15.2 レーザ
15.3 電磁波発振器
15.4 X線リソグラフィ
15.5 静電気応用
16. エネルギー応用
16.1 核融合
16.2 MHD(電磁流体)発電
16.3 熱電子発電
17. 電力の制御
17.1 スイッチ素子
17.2 電力設備保護機器
17.3 レーザ誘雷
18. プラズマによる推進
18.1 プラズマロケットエンジン
18.2 レールガン,ランチャー
19. 分岐・計測への応用
19.1 プラズマ分光分析
19.2 プラズマ利用放射線・素粒子検出器
20. 未来を切り拓くプラズマの応用
20.1 極限環境の発生
20.2 X線レーザ
20.3 自由電子レーザ
20.4 プラズマ加速器
参考文献