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理工学書/専門書
月刊 電気計算 2025年6月号
[特集]EMC技術の動向
通信ネットワークの普及や高周波化、電動化の進展により電磁ノイズの発生環境が複雑化したこと、自動運転に代表されるディジタル制御が進んだことなどに伴い、電磁ノイズによるインシデント発生時の被害規模や範囲が拡大している。電磁干渉や電磁感受性の対策技術として、EMC(Electro Magnetic Compatibility)は非常に重要な役割を担うとされている。
今号では、EMC 技術の現状と今後の展望、機器の小形・軽量化に適応する電磁シールドの技術やその研究内容を紹介する。
[綴じ込み付録]
令和7年度 エネルギー管理士試験 受験の手引き・願書
1,760円(税込)
資格書
発生のしくみと被害の防止
コンピュータは高機能化の道具としてすばらしい効果を発揮するが、ノイズに弱く信頼性を低下させる一因ともなっています。ノイズ発生源の最大のものは雷で、次いで開閉などによるサージです。
ここでは、このような強いノイズを防止する面から、発生のメカニズムを追求し、効果的な対策を図解しています。
1. サージって何?
2. その発生源は?
2.1 雷サージ
2.2 開閉サージ
3. そしてその被害は
3.1 電力設備
3.2 通信設備
3.3 半導体設備
3.4 その他の被害
4. 被害を防ぐには
4.1 雷サージ
4.2 開閉サージ
4.3 サージに対する接地
5. そして実際は
5.1 電力系統
5.2 通信設備
5.3 半導体設備
6. 雷の観測
6.1 観測装置
6.2 誘雷による雷観測
7. これからの展望
参考文献
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