地球環境論

緑の地球と共に生きる

地球環境論

  • 発売日: 2014/04/10
  • 著者: 山下正和/森家章雄/湯川剛一郎/布施泰朗
  • 編著: 山田悦
  • 判型: A5
  • 頁: 228
  • ISBN: 978-4-485-30071-8
  • 定価: 3,080円(税込)
  • 商品紹介
  • 目次
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地球環境のこれ以上の悪化を防ぎ、人間の生活を自然環境に調和させ緑の地球を存続させるために何をすべきか。環境科学、環境システム学、環境教育、農学などの専門分野の筆者らが講義の経験などをもとに取りまとめた1冊。

まえがき

第1章 地球環境の成り立ち

宇宙における地球と人間〜宇宙の進化と元素の合成

地球の歴史と生物の進化

第2章 地球科学の基礎

大気圏、水圏と固体地球

生物圏の概観

第3章 大気環境

地球大気の形成

現在の地球大気

大気汚染の歴史

地球規模の大気環境汚染

黄砂、PM2.5など中国大陸からの越境汚染

第4章 地球温暖化

「地球温暖化問題」の難しさ

CO2以外の温室効果ガス

アレニウスから気候変動に関する政府間パネル(IPCC)まで

最後に

第5章 オゾン層の破壊

オゾン層破壊の問題とは

オゾン層とは

紫外線とは

フロンの性質とその用途

大気中のフロンの観測

フロンによるオゾン層破壊のメカニズム

南極オゾンホールの出現

フロン原因説の疑問点

今、フロンはどうなっている

本当の原因はまだわからない

第6章 酸性雨

酸性雨とは

酸性雨の生成

日本における酸性雨とその影響

世界における酸性雨とその影響

酸性雨の原因物質(SO2、NOX)の排出源

酸性雨対策

第7章 水環境

地球上の水

水と文明

日本における1945年以後の水環境

湖沼・河川水の水環境

生活排水対策

下水道

水道水中のトリハロメタン

地下水汚染

海洋環境・海洋汚染

水資源の危機とその対策

第8章 化学物質と環境

水銀による環境汚染

農薬による環境汚染

有機ハロゲン化合物の環境への影響

環境ホルモン(内分泌かく乱物質)

環境汚染とリスク評価

化学物質の規制

第9章 生物の多様性

生物圏の環境問題

森林破壊

砂漠化

野生生物種の減少

生物多様性の保全

第10章 農業と環境

農業生産をめぐる状況

農業の持つ環境保全的機能

農業による環境負荷と環境保全型農業

農薬の使用規制と環境保全

農業環境と食品の安全

放射能汚染対策

遺伝子組み換え作物

食品産業における環境負荷軽減の努力

第11章 都市環境

都市の人口増加

都市の気温上昇とヒートアイランド現象

地下水位の低下と都市型水害

都市の騒音・振動問題

その他の問題

第12章 廃棄物問題

ごみの種類

ごみの処理方法

ごみの再資源化

第13章 エネルギー問題

エネルギー問題とは何か

エネルギーとは

石油はあと何年分あるのか

確認埋蔵量と可採年数

変遷する石油の可採年数

日本のエネルギー事情

エネルギー問題と地球温暖化

原子力発電について

原子力発電の問題点

核廃棄物の問題

チェルノブイリ事故のその後

使用済み核燃料の中間貯蔵施設

水力発電の世界的な現状と一つの結末

新しいエネルギーについて

風力発電はどうなのか

太陽光発電の今後の可能性

水素エネルギーについて

終わりに

第14章 環境管理など国際的な取り組み

環境マネジメントシステム(ISO14001)

CSR

環境報告書

環境に関連する法律

その他の国際的な取り組み

参考文献

索引