電験3種合格への道123 電力

電験3種合格への道123 電力

  • 発売日: 2013/09/02
  • 著者: 野村浩司
  • 判型: A5
  • 頁: 456
  • ISBN: 978-4-485-11922-8
  • 定価: 2,860円(税込)
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電験3種「電力」科目に合格するには、水力・汽力・原子力発電、自然エネルギー発電、変電所、送電・地中線路、配電線路および電気材料に関する項目について幅広い知識が必要となります。

学習する範囲が広く、何から手を付ければよいか少し不安になります。そこで本書は、初めて電験3種を受験される受験生を対象として、過去に出題された問題の傾向を分析し、出題頻度の多い項目と重要と思われる項目に絞り、Lessonn名で表しています。

「電力」に含まれる内容を、9のテーマ、9章に大別し、各章をいくつかのLessonに分けました。さらに各Lessonのなかを次のように構成しています。

 

[STEP0 事前に知っておくべき事項]

そのLessonを勉強するにあたって、知っておいた方がよい予備知識を簡単にまとめています。Lessonの勉強の最初にご一読下さい。

[覚えるべき重要ポイント]

そのLessonでの特に重要な事項、覚えるべき重要なポイントをまとめています。STEP1、STEP2の学習を一通り終えたら、そのLessonのキーワードや公式を覚えているかチェックするのに活用できます。

[STEP1、STEP2]

試験に出題される要点を解説しています。各STEPのあとに練習問題を配し、そのSTEPでの内容を理解したか確認できるようになっています。

重要な語句や公式については、赤字になっているので、付属の赤シートで要点を理解できたかチェックしながら進めましょう。

[練習問題]

穴埋め問題や計算問題など各STEPで学んだ内容が理解できているか確認しましょう。

[STEP3]

各章の総まとめとして、Lessonをまたがった内容やB問題相当のレベルの問題を用意しました。

第1章 水力発電

ベルヌーイの定理

河川の流量と測定

水力発電所の諸設備

水車

水車の比速度と調速機

水車発電機

揚水発電所

水力発電所の試験

 

第2章 汽力発電所

蒸気の性質

熱サイクル

燃料と燃焼装置

汽力発電所の諸効率

ボイラ

蒸気タービン

復水器と給水装置

タービン発電機

タービン発電機の特殊運転

大気汚染対策

ガスタービン発電

コンバインドサイクル発電

 

第3章 原子力発電

原子の核反応

原子炉の構成

原子炉の種類

原子炉の安全性と防護装置

燃料サイクル

 

第4章 その他の発電

ディーゼル発電

風力発電

太陽光発電

地熱発電

燃料電池発電

 

第5章 変電

変電所

変電所の母線

開閉器

避雷器

調相設備

変圧器

変圧器の並行運転

計器用変成器

パーセントインピーダンス

変電所の塩害対策

 

第6章 送電線路

線路定数

電圧降下と送電損失

送電電力

フェランチ現象

電線

支持物とがいし

微風振動,コロナ放電

雪害,塩じん害

送電線路における異常電圧

中性点接地方式

誘導障害

安定度向上対策,短絡容量低減対策

たるみ

直流送電方式

 

第7章 地中電線路

電力用ケーブル

ケーブル布設方法

ケーブルの電力損失

ケーブルの故障点測定

 

第8章 配電線路

配電方式

スポットネットワーク方式

電気方式(単相)

電気方式(三相)

V結線配電方式

配電線路の電圧降下

負荷の力率改善

高圧配電線の電圧調整

配電系統の保護

配電線路の短絡電流

配電線路の地絡電流

配電線路の諸設備

高圧配電線路の雷害対策

支線の強度計算

高圧受電設備

 

第9章 電気材料

誘電材料

磁性材料

絶縁材料

 

総合問題の解答・解説

 

索引

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