この書籍は、熱力学、流体力学、伝熱工学の3つの分野について、それぞれの基礎理論を出題傾向に合わせ丁寧に解説したものです。
特に、単なる表面的な説明ではなく、歴史、背景や技術的な経緯を含めて説明を行っています。各章末にはチャレンジ問題(7~9問)と解答・解説を掲載することで、知識の確認と応用力の強化を図っています。
•単なる表面的な用語の暗記ではなく、理論背景や減少の本質を理解することを重視。例えば熱力学と伝熱工学の取り扱いの本質的な違いや物質の温度と内部エネルギーとの関連性など。
•現在の地球温暖化に鑑み、気体、特にCO2の熱放射について言及。
•仕事や熱量など式にでてくる単位について理解しやすくするために明示。
•試験では、単位変換ミスがそのまま点数のロスにつながるため、注釈欄で単位変換について表示。
•チャレンジ問題による実践的な演習と知識の確認・定着。