ワット・ビット連系

ワット・ビット連系

  • 近刊予定
  • 発売日: 2025/09/29
  • 著者: 馬橋 義美津・明道 保衛・山田 智之
  • 判型: A5判
  • 頁:
  • ISBN: 978-4-485-30128-9
  • 定価: 1,980円(税込)
  • 商品紹介
  • 目次
  • 動画

GX(グリーントランスフォーメーション)実現の切り札!

電力系統と通信基盤を一体的に整備する壮大なプロジェクトの全貌

東京電力パワーグリッド「MESH(メッシュ)構想」とNTT「IOWN(アイオン)構想」の統合のゆくえ――

 

東京電力パワーグリッドの岡本浩副社長、推薦!

エネルギーと情報の融合がもたらす未来の可能性を具体的かつ体系的に示した必読の書

はじめに エネルギーと情報の融合が拓く未来

 

第1章 エネルギーと情報が出会う時代

1 地球規模の課題:気候変動とエネルギー転換

2 日本の課題:成長を妨げるもの

3 デジタル化の奔流:IoT、AIが変える社会

4 「ワット」と「ビット」の交差点

5 なぜ、今「ワット・ビット連携」なのか?

 

第2章 ワット・ビット連携とは何か? 

1 電力網と通信網:まったく異なるネットワーク

2 エネルギー(ワット)の世界:電力システムの基礎知識

3 情報(ビット)の世界:ICTの基礎知識

4 ワット・ビット連携の定義と概念

 

第3章 ワット・ビット連携を支える基盤技術【エネルギー編】

1 スマートグリッド:次世代電力網のアーキテクチャ

2 スマート電力量メーターと高度計測基盤(AMI)

3 再エネの出力制御と系統連系技術

4 蓄電技術の活用

5 パワーエレクトロニクス:電力変換と制御の要

 

第4章 ワット・ビット連携を支える基盤技術【情報通信編】

1 IoT:モノのインターネット

2 通信技術と通信プロトコル

3 データ分析とAI活用

4 サイバーセキュリティ:インフラ防衛の重要性

5 IOWN:光を駆使した次世代通信網

 

第5章 ワット・ビット連携以前の取り組み

1 エネルギーマネジメントシステム(xEMS) 

2 DR

3 VPPと市場

4 EVとの連携:V2Xの可能性

5 スマートシティにおける地域エネルギー最適化

 

第6章 ワット・ビット連携の今

1 日本における取り組み

2 海外の先進事例

3 各国の政策・規制・制度

4 国際標準化の動きと相互接続性の確保

5 データセンターの分散化と電力最適化

 

第7章 ワット・ビット連携が生み出す新ビジネスとエコシステム

1 新たな市場とビジネスモデル

2 ステークホルダー

3 データを最大限活用するために

4 セクターカップリングの重要性

5 デジタルツインの可能性

 

第8章 ワット・ビット連携の未来展望と乗り越えるべき課題

1 技術進化の方向性

2 将来のエネルギーシステム

3 社会実装に向けた課題

4 持続可能な社会への貢献:カーボンニュートラル実現に向けて

5 MESH:自律的な電力網の実現に向けて

 

おわりに 情報とエネルギーが創る持続可能で快適な社会のために

 

関連用語集

 

参考文献