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理工学書/専門書
月刊 電気計算 2024年12月号
[特集]電気設備を守る遮断器
遮断器は、異常検知装置からの信号を受けて動作し、事故回路電流を遮断して回路や電気機器の保護および事故影響拡大防止の役目を果たしている。電気設備を守るためには遮断性能はもちろんのこと、数あるもののなかから適した性能の遮断器を選ぶ必要がある。
遮断器の現状、主として使用されている真空遮断器・ガス遮断器について解説する。
1,760円(税込)
資格書
電験2種・1種受験に必要な重要事項をくわしく説明しました。
各分野の専門家が、出題範囲を徹底的に図解しています。
1 電気的特性
1.1 線路定数
1.1.1 線路定数
1.1.2 抵抗
1.1.3 インダクタンス
1.1.4 静電容量
1.1.5 漏れコンダクタンス
1.2 コロナ
1.2.1 概説
1.2.2 コロナ臨界電圧
1.2.3 コロナ損失
1.2.4 コロナによる障害
1.3 送電特性
1.3.1 短距離送電線路
1.3.2 中距離送電線路
1.3.3 長距離送電線路
1.3.4 4端子定数と位置角
演習問題
2 送電容量
2.1 送受電電力と円線図
2.1.1 送電電力計算式
2.1.2 電力円線図
2.1.3 送電線の最大電力
2.1.4 損失円線図
2.1.5 短距離送電線の最大電力
2.1.6 3機以上の場合の取扱い
2.2 静電容量の影響
2.2.1 フエランチ効果
2.2.2 発電機の自己励磁
2.3 送電容量
2.3.1 送電容量の決定
2.3.2 送電容量の概算法
2.4 送電系統の安定度
2.4.1 定態安定度
2.4.2 過渡安定度
2.4.3 安定度向上策
3 支持物
3.1 支持物
3.1.1 支持物の種類
3.1.2 支持物に加わる荷重
3.2 木柱の設計
3.2.1 木柱の設計
3.2.2 木柱の強度計算
3.2.3 支線の強度計算
3.2.4 中腹材を用いるH柱またはA柱の強度計算
3.3 鉄筋コンクリート柱の設計
3.3.1 鉄筋コンクリート柱の許容強度
3.3.2 応力計算
3.4 鉄塔鉄柱の設計
3.4.1 主要部材の強度
3.4.2 クリアランスダイヤグラム
3.4.3 鉄塔鉄柱の応力計算
3.5 基礎の設計
3.5.1 鉄塔の基礎
3.5.2 鉄筋コンクリート柱、木柱の基礎
3.5.3 鉄柱基礎の計算
4 がいしと電線
4.1 がいし
4.1.1 がいしの種類
4.1.2 がいしの電気的性質
4.1.3 がいしの機械的性質
4.1.4 がいしの劣化
4.1.5 がいしの試験
4.1.6 架空送電線の絶縁
4.1.7 塩じん害対策
4.1.8 アーキングホーン
4.2 電線の性能
4.2.1 概説
4.2.2 電線の種類
4.2.3 電線の機械的性能
4.2.4 電線の試験
4.2.5 電線の接続
4.2.6 電線の安全電流
4.2.7 電線の振動と防振装置
4.3 架空電線の設計
4.3.1 架空送電線の弛度
4.3.2 電線配列
4.3.3 多導体
5 中性点接地方式と誘導障害
5.1 中性点接地の目的
5.2 中性点接地の種類と特徴
5.3 各種の中性点接地方式
5.3.1 非接地方式
5.3.2 直接接地方式
5.3.3 低抵抗接地方式
5.3.4 高抵抗接地方式
5.3.5 リアクタンス接地方式
5.3.6 消弧リアクタンス接地方式
5.4 静電誘導
5.4.1 静電誘導電圧とその防止対策
5.4.2 超高圧送電線の静電誘導
5.5 電磁誘導
5.5.1 電磁誘導電圧
5.5.2 被誘導線の特性
5.5.3 アンペア・キロメートルの計算法
5.5.4 中性点接地方式と誘導電圧
5.5.5 消弧リアクトル設置箇所の影響
5.5.6 電磁誘導障害の防止策
5.5.7 しゃへい線の誘導低減効果
5.5.8 ケーブル鉛被のしゃへい効果
6 故障計算
6.1 対称座標法
6.1.1 対称分
6.1.2 発電機の基本式
6.2 簡単な故障計算
6.2.1 三相短絡
6.2.2 1線地絡
6.2.3 2線地絡
6.2.4 線間地絡
6.3 発電機のインピーダンス
6.4 三相送電網における故障計算の考え方
6.5 対称分回路
6.5.1 零相回路
6.5.2 正相回路
6.5.3 逆相回路
6.6 %インダクタンス
6.7 1階線送電線の地絡電流計算例
6.7.1 地絡電流の計算
6.7.2 電流電圧分布の計算法
6.8 断線故障
6.9 三相短絡電流の計算法
6.9.1 三相短絡電流の計算式
6.9.2 三相短絡電流計算例
6.10 三相2回線送電線路の故障計算
6.10.1 二相回路の理論
6.10.2 2回線送電線の故障計算
6.10.3 2回線送電線の故障計算例
6.11 異系統併架
6.11.1 健全回路の誘導電圧
6.11.2 異常誘導電圧の計算例
7 異常電圧と絶縁
7.1 内部異常電圧
7.1.1 開閉動揺
7.1.2 アーク地絡
7.1.3 消弧リアクトル接地と直列共振
7.2 外部異常電圧
7.2.1 誘導雷
7.2.2 直撃雷
7.3 異常電圧進行波の特性
7.3.1 1条の線路における進行波
7.3.2 2条平行線路の進行波
7.3.3 多導体系の進行波
7.3.4 進行波の侵入と反射
7.3.5 波動インピーダンス
7.3.6 減衰とひずみ
7.4 絶縁設計
7.4.1 絶縁設計の考え方
7.4.2 内部異常電圧に対する絶縁
7.4.3 架空地線の効果
7.4.4 逆せん絡
7.4.5 結合係数と波高低減率
7.4.6 塔脚接地抵抗
7.4.7 鉄塔の波動特性
7.5 絶縁協調
7.5.1 絶縁の合理化
7.5.2 絶縁協調の考え方
7.5.3 各機器の衝撃絶縁強度
7.5.4 不平衡絶縁
7.5.5 逆せん絡事故率の推定
8 送電系統の保護方式
8.1 保護継電器の使命
8.1.1 送電線路の故障
8.1.2 保護継電器の使命と具備すべき条件
8.2 保護継電器
8.2.1 保護継電器の分類
8.2.2 保護継電器の動作原理
8.3 計器用変成器
8.3.1 継電器用変成器
8.3.2 変流器の接続法
8.3.3 電圧変成器の接続
8.4 継電方式の定義
8.5 短絡保護継電方式
8.5.1 短絡電流
8.5.2 単一回路の保護方式
8.5.3 環状送電線路の保護方式
8.5.4 並行2回線送電線路の保護方式
8.6 接地保護継電方式
8.6.1 単一回路送電線接地保護方式
8.6.2 並行2回線送電線接地保護方式
8.6.3 消弧リアクトル接地系統接地保護方式
8.7 特殊保護継電方式
8.7.1 パイロット継電方式
8.7.2 表示線継電方式
8.7.3 電力線搬送継電方式
8.7.4 マイクロ波による保護
8.7.5 転送引きはずし方式
8.7.6 高速度再閉路保護方式
8.7.7 脱調継電器
8.8 最高指示計器および自動オシログラフ
8.9 保護継電器の保守
9 地中送電線路
9.1 概説
9.1.1 架空線と地中線
9.1.2 送電方式
9.2 電力用ケーブル
9.2.1 ケーブルの構造と特徴
9.2.2 電力ケーブルの最近の傾向
9.2.3 ケーブルの線路定数
9.2.4 ケーブルの試験
9.3 ケーブルの布設
9.3.1 ケーブルの布設方法
9.3.2 布設方式の選定
9.3.3 線路設計および工事
9.4 ケーブルの電気的特性
9.4.1 安全電流
9.4.2 異常電圧と絶縁協調
9.4.3 鉛被電圧と鉛被の接地
9.5 地中送電線路の故障と保護
9.5.1 故障の原因
9.5.2 保護継電器方式
9.6 地中電線路の保守
9.6.1 故障の予知
9.6.2 故障点の測定法
9.7 ケーブルの腐食とその対策
9.7.1 ケーブルの腐食
9.7.2 電食の調査
9.7.3 電食の防止
10 送電計画と建設保守
10.1送電計画
10.1.1 電源開発計画と送変電計画
10.1.2 電気方式の決定
10.1.3 送電電圧の決定
10.1.4 使用電線の決定
10.1.5 回路数および開閉所
10.2 送電計画と経済性
10.2.1 経済比較の考え方
10.2.2 経済比較の方法
10.2.3 経済設計
10.3 架空送電線路の建設
10.3.1 支持物の設計
10.3.2 電線の架設
10.3.3 がいしの取りつけ
10.3.4 保護施設
10.3.5 竣工検査
10.4 架空送電線の保守
10.4.1 保守の目標
10.4.2 保守業務
10.4.3 電気事故
10.4.4 保守の近代化
11 送電系統の運用
11.1 系統構成
11.1.1 系統構成
11.1.2 系統構成上の問題点
11.1.3 最近の系統構成
11.2 給電施設
11.2.1 給電指令機関
11.2.2 給電施設
11.3 電力系統の運用
11.3.1 電力の需給
11.3.2 電力系統の運転
11.3.3 電力系統の信頼度
11.3.4 電力系統の経済運用
11.3.5 電力系統の制御
11.3.6 電力系統の総合運用
11.4 電力用通信
11.4.1 電力用通信の種類
11.4.2 通信方式
11.4.3 給電用付属設備
11.5 交流計算盤と電子計算機
11.5.1 交流計算盤
11.5.2 電子計算機