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理工学書/専門書
月刊 電気計算 2025年1月号
[特集]直流技術の動向
パソコンなどの電子機器やテレビなどの家電は直流電流が使われているが、一般の家庭の電源は交流電流である。同様に、電力系統においても、そのほとんどは交流方式が適用されているが、東西の周波数変換にかかる連系や本州と四国、本州と北海道などの海峡で隔てた連系などでは直流が使用されている。交流-直流の変換損失が少なくないことから、直流が注目されている。
今号では、海上風力発電などで期待されている多端子直流送電、災害時などでも電力を安定して使用できる直流マイクログリッドについて紹介する。
[解答速報]2024年実施 問題と解答・解説
電験2種二次試験 問題・解答および解説
電力・管理
機械・制御
1,760円(税込)
資格書
本書は、電力会社、電機会社・電気工事会社などにおいて、電力流通システムの研究開発・計画・設計・運用などに携わっている方、これらの分野に進むことを希望している学生、また高電圧環境問題に関心のある方々にもわかるよう簡明に解説しています。
1章 電力系統の絶縁設計
1. はじめに
2. 高電圧の基礎
3. 避雷器と機器試験電圧
4. 送電線の雷対策
5. 発変電所の雷対策
6. ケーブルの雷対策
7. 配電線の雷対策
8. 直流系統の絶縁協調
9. がいし、ブッシングの絶縁
10. 機器・ケーブルの絶縁
11. 絶縁診断
2章 大電流アーク現象と対策
2. アークの基礎特性
3. 電線の耐アーク特性
4. がいし装置の耐アーク特性
5. 密閉箇所のアーク現象
6. 故障電流の遮断と限流
7. 故障箇所の絶縁回復特性
3章 電力系統における電磁気環境
2. ラジオ雑音、コロナ騒音
3. 誘導と帯電
4. 電磁的両立性(EMC)
5. 電磁界影響
4章 高電圧電力技術の環境保全への応用
2. アークプラズマの応用
3. オゾンの利用と発生法
4. ビーム・レーザ・光放射エネルギーの応用
5. 電気集塵
参考文献
索引
よくわかる高電圧工学