[平成23年10月施行の電気設備技術基準の解釈に合わせ改定]
試験に合格して電気主任技術者になったものの、実際にはどのような事をするかがわからず、資格を生かしきれていない方も多いことでしょう。
このような方のために電気主任技術者の使命でもある「電気工作物の工事、維持及び運用」を実際の保守管理の現場でどのようにするのかを体系的にまとめています。
電気設備の現場の知識を持っていない方でも、本書を読めば自信を持って仕事ができるよう、保守管理の現場の概要、日常・定期点検のすすめ方、官庁への報告書の書き方など、イラストや写真を使用してわかりやすく説明しています。
第1章 保守管理の職場ってどんな所
1.1 どんな資格を持った人が働いているんだろう
1.2 どんな仕事をしているのかな
1.3 一般的な現場の中は
第2章 保守管理の職場で働くために気をつけたい事
2.1 メンテナンスは重要だよ
2.2 安全を守ろう
2.3 監督官庁への定期的な報告はこんなのがあるよ
2.4 電気料金のしくみを知っておこう
第3章 職場の勤務体系はどうなってるの
3.1 雇用形態、勤務時間はどうかな
3.2 電気主任技術者はどんな組織下で働くんだろう
第4章 現場の電気設備を見てみよう
4.1 これが受変電設備だよ
4.2 負荷設備にはこんなのがあるよ
第5章 現場の日常業務とは
5.1 記録と運転操作
5.2 力率調整をしよう
5.3 受変電設備の巡回点検をしよう
5.4 負荷設備の巡回点検をしよう
5.5 日常点検記録書の記載例
第6章 現場での定期点検とは
6.1 作業用具及び測定器の使い方を知ろう
6.2 さぁ、停電作業の開始だ
6.3 高圧機器の定期点検
6.4 保護継電器の整定と試験
6.5 定期点検記録書の記載例
第7章 電気主任技術者になるためには
7.1 合格から第3種電気主任技術者免状の取得
7.2 電気主任技術者選任届の提出
第8章 電気主任技術者の任務
8.1 第3種電気主任技術者の保安範囲と工事、維持、運用
8.2 監督官庁への手続き