この資料は、NPO ATLISの活動の一環として、ベトナムのUTC(交通通信大学)の学生を対象に、道路管理とシステムについて講義した内容です。
対象とする学生は、電気電子工学部の3年生で、30分の英語による講義の後、現地語と日本語の通訳を交えての質疑応答30分の計1時間の講義を3回行っています。
その講義を3年担当した内容がかなりの量となり、それはそれで、日本の若い人にも参考にしてもらえたらということで、一つの冊子にまとめることにしました。
内容は、主旨からして学生の関心を持つようにと、現場を知らない学生にどのようにして全体像を知らしめるか、そこに注視したものです。ただし、日本語版を作るに当たり、それだけでは足りず、最新動向へのコメントを追加し、交通流に関する章を補足しました。また3回の講義内容の順番は変えています。
1 システム工学と道路交通システムの構築
2 道路交通システムの情報収集・提供システム
3 日本のETCシステム
4 道路管理とリスク
参考資料:交通流現象と車両感知器