パワーエレクトロニクスという分野が生まれてから30年ほどにしかならないが、電力を効率よく変換・制御する技術であるパワーエレクトロニクスは、21世紀の電気技術者にとって学ぶべき必須の科目となりました。
パワーエレクトロニクスは省エネ技術でもあり、近年のエネルギー問題、環境問題の観点から、ますますこの技術への期待が高まっています。
本書は、大学学部、短大、高等専門学校の高学年における2単位の教科書を意図したものであり、その内容を基礎事項に限定して、やさしく解説することはもとより、例題や演習問題にシミュレーションを積極的に取り入れています。