第1章 電気ってなんだろう
1.1 身体に起こる電気 身体の中に発電所がある
1.2 物質に起こる電気 刺激を与えると電気が発生する
1.3 自然界に起こる電気 自然界に発生する電気現象
1.4 家庭に来ている電気 発電所からコンセントまでの電気の流れ
1.5 エネルギーとしての電気 電気はエネルギーを運ぶ道具
1.6 情報としての電気 電信機からコンピュータまで
1.7 電気には直流と交流がある 乾電池は直流、家庭の電気は交流
1.8 電気には基本となる法則がある オームの法則ってなに
1.9 電気の大きさや量の測定 電圧、電流、電力を計るには
1.10 電気には品質がある 質の悪い電気はいろいろな悪影響を与える
第2章 電気を安全に使うためには
2.1 電気で生じるトラブルとは 感電、漏電、過熱に注意
2.2 漏電はこうして防ぐ 電気に水や湿気は厳禁
2.3 感電はこうして防ぐ 身体を電気が通るのを防ぐ
2.4 電磁界の影響は 発生源から離れると影響が小さくなる
2.5 自分でできる電気器具の修理は プラグの故障に注意
2.6 自分で行ってよい電気工事の範囲は 軽微な工事は行ってよいとされている
2.7 停電時の処置の仕方 分電盤で停電の原因が推定可能
2.8 電気の正しい使い方 コンセント類は指定の電流値以下で使おう
2.9 電気器具の定格とは 電気製品の定格を調べてみよう
2.10 電気器具のアースはなぜ必要か アースをすると感電や火災を防止できる
第3章 電気を上手に使うために
3.1 電気料金の仕組み いろいろな料金メニューがある
3.2 自宅の電気料金を調べてみよう 「電気ご使用量のお知らせ」をチェック
3.3 電気料金を安くするためには ピークカットと負荷平準化が効果的
3.4 基本料金を安くするには 契約電流を小さくする工夫をしよう
3.5 工場やビルの電気料金は 電気料金請求書をチェックしよう
3.6 工場などの電気料金低減策は 最大電力を下げて基本料金を安くしよう
3.7 工場などの電力使用量の低減策は いろいろな手法について検討しよう
3.8 コジェネレーションってなに コジェネは電気と熱を有効利用する方式
3.9 新エネルギー発電ってなに いろいろな発電が実用化されてきている
第4章 省エネルギー実践教室
4.1 やがてなくなるエネルギー資源 限りが有る化石燃料を大切に使おう
4.2 省エネルギーはなぜ必要 地球温暖化対策としても重要
4.3 エネルギーの使い方のチェック 省エネは身の回りから
4.4 キッチンの省エネルギー 冷蔵庫を上手に使って電気料金を節約
4.5 リビングの省エネルギー エアコンと待機電力がターゲット
4.6 水回りの省エネルギー 温水洗浄便座や洗濯機の使い方に注意
4.7 電気暖房器具の省エネルギー サイズの選定と温度の設定が大切
4.8 照明の省エネルギー 白熱電球と蛍光灯を使い分けよう
第5章 身近な発電所
5.1 発電所のしくみを考えてみよう 発電所はエネルギーの変換所
5.2 マイクロ水力発電所ってなに 水を有効利用して発電
5.3 たくさん使われているディーゼル発電所 すぐに始動、停止ができ、取り扱いも容易
5.4 ガスタービン発電所の特徴は 初期投資コストが問題
5.5 一般家庭でも設置しやすい風力発電所 風車が回れば発電できる
5.6 身近になった太陽光発電所 太陽光は無尽蔵でクリーンなエネルギー
5.7 化学反応で発電する燃料電池 水の電気分解とは逆の反応を利用
5.8 発電所を作るには 関係法令などの調査や検討が必要
第6章 マイパソコンを作ってみよう
6.1 パソコンの構成 4つの構成要素から成り立っている
6.2 パソコンの主なパーツとケースの選定 ケースはタワー型がおすすめ
6.3 マザーボード 主要パーツを装着する屋台骨
6.4 CPUってなに 人の頭脳の働きをする部品
6.5 メインメモリ 演算速度を左右する部品
6.6 HDとHDドライブ 円盤に磁性体を塗布した補助記憶装置
6.7 CD-ROMとCD-ROMドライブ CDを利用した読み出し専用記憶媒体
6.8 FDとFDドライブ 円盤に磁性体を塗布した手軽な記憶媒体
6.9 ビデオカード 画面表示を担当する拡張カード
6.10 サウンドカード 音声や音楽の出力を担当する拡張カード
6.11 キーボードとマウス パソコンに命令を伝える入力装置
6.12 パソコンの顔・ディスプレイ ブラウン管形と液晶型がある
第7章 インターネットの世界
7.1 インターネットってなに コンピュータワールドへのご招待
7.2 WWWってなに 情報の宝庫/WWW
7.3 電子メール 配達信頼度の高い通信方式
7.4 いろいろ選べる通信回線 動作が快適なブロードバンド
7.5 パソコンをインターネットに接続 インターネットを利用してみよう
7.6 わが家にLANを作ってみよう インターネットを家族で利用
7.7 今後期待されるIP電話 電話料金が安くなるのが魅力
7.8 ホットスポットとPDA 街の中でインターネットが利用可能
7.9 実現が期待されるネット家電 情報通信機器と一般家庭製品の融合
7.10 暗号化技術 ネット上の大切なデータを盗聴から守る
第8章 IT(情報技術)とデジタル技術
8.1 電波と無線通信 電波と光は同じ仲間
8.2 電波で信号を送る方法 アナログ方式とデジタル方式がある
8.3 デジタル方式の利点 情報の処理・保存・伝送に優れている
8.4 携帯電話とPHS(パーソナルハンディフォンシステム) それぞれ通信技術に特徴が有る
8.5 テレビ地上波放送のデジタル化 デジタル技術がテレビ放送を変える
8.6 BS放送とCS放送 両者ともデジタル技術を活かしている
8.7 GPS(全地球測位システム)とカーナビ 人工衛星から電波で位置を判定
8.8 AV記録メディア(CD、DVD) データが劣化しないようにデジタルコピー
8.9 ホームシアターを作ってみよう 映画館での臨場感を家庭で再現
第9章 注目の電気現象
9.1 レーザ 20世紀に人類が作り出した光
9.2 超電導現象 超伝導とも書かれる不思議な現象
9.3 MHD(電磁流体)発電 磁界中に導電性ガスを通じて直接発電
9.4 核融合発電 核融合発電は安全でクリーンな発電
9.5 電磁波の人体への影響 規制はどのようになっているのか?
第10章 電気応用機器
10.1 コンバータ・インバータ・電力変換器 交流を直流、直流を交流へと変換
10.2 ヒートポンプ 低温部から高温部へ熱をくみ上げる
10.3 加熱調理器(電子レンジ・IHヒーター) 誘電加熱と誘導加熱の応用技術
10.4 光電子倍増管(フォトマル) 小柴博士ノーベル賞受賞の陰の功労者
10.5 リニア新幹線(リニアモーターカー) 東京・大阪を1時間で結ぶ夢の超特急
第11章 医療機器と電気
11.1 X線(レントゲン)装置 体内を透視する装置の原理
11.2 電子顕微鏡 コイルが電子のレンズの役目をする
11.3 質量分析装置 タンパク質の分子構造が簡単にわかる技術
11.4 X線CT装置(Computed Tomography) コンピュータ処理によるX線断層投影
11.5 MRI装置/磁気共鳴映像法(Magnetic Resonance Imaging) 磁気による断層投影法(CT)
第12章 電気関係の資格とビジネス
12.1 技術士および技術士補 最高の科学技術者の国家資格
12.2 電気主任技術者 電力技術者にとって権威のある国家資格
12.3 電気管理技術者 知名度は低いが実用的な資格
12.4 電気工事士 電気の知識と技を持つ工事の専門家
12.5 電気工事施工管理技士 電気工事の円滑な施工を図る資格
12.6 エネルギー管理士 大工場の省エネルギーの専門家
12.7 情報処理技術者 IT(情報技術)をリードする花形技術者
12.8 電気通信主任技術者 高度情報化時代を支えるエンジニア
索引