基礎電気回路ノートⅡ

基礎電気回路ノートⅡ

  • 発売日: 2014/01/31
  • 著者: 小関修/光本真一
  • 判型: B5
  • 頁: 158
  • ISBN: 978-4-485-30231-6
  • 定価: 1,210円(税込)
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ノートⅠ、ノートⅡ、ノートⅢの三冊構成になっており、電気回路の基本的で重要な理論を取り上げています。対象となる方は、直流回路の入門から電験3種を目指す方を想定しています。

本書の特長は、大きく2つあります。

・ポイントとなる部分は空白にしてあり、その部分を穴埋めすることによって理論の考え方をつかんでいく。

・各ページにミシン目が入っており、切り離して使えます。そしてその後ファイルに綴じることができ、再度復習しやすくなっています。

第3章 正弦波交流

正弦波交流の一般式

 角度の関数から時間の関数へ

 正弦波交流の一般式と用語

回路要素の電圧-電流特性

 回路要素

 電圧と電流の大きさと方向の関係

 抵抗における電圧-電流特性

 インダクタンスにおける電圧-電流特性

 キャパシタンスにおける電圧-電流特性

瞬時値を用いた交流回路計算

 瞬時値を用いたRLC回路の計算方法

 ωが関与することについての利点

 

第4章 ベクトルと複素数

交流回路計算の簡単化に向けて

 瞬時値による回路計算に用いられる数式処理

 三角関数の加減算のベクトル合成への置き換え

複素数計算

 複素数

 複素数の四則演算

 複素平面と複素数を表す形式

 複素数の乗算の簡単化

 複素数の除算の簡単化

 複素数にj,-jを掛けること

 

第5章 複素数による交流回路の解法

正弦波交流と複素数の対応付け

 正弦波交流と複素数の対応付け

 実効値について

複素数で表した回路要素の電圧-電流特性

 抵抗

 インダクタンス

 キャパシタンス

インピーダンス

 インピーダンスの定義

 回路要素のインピーダンス

 インピーダンスの直並列接続

 インピーダンスの直角座標表示と極座標表示

 回路要素のインピーダンス

 RLC回路のインピーダンス

 インピーダンスを用いる回路計算

アドミタンス

 インピーダンスの逆数の有用性

 アドミタンスの定義

 アドミタンスの直角座標表示と極座標表示

 回路要素のアドミタンス

 アドミタンスの直並列接続

 RLC回路のアドミタンス

アドミタンスとインピーダンスを組み合わせた回路計算

 

第6章 交流電力

交流電力の基礎

 力率角

 有効電力・無効電力・皮相電力・力率

複素電力

 複素電力の定義

 アドミタンスと電圧で表す複素電力

 インピーダンスと電流で表す複素電力

 無効電力・皮相電力の物理的意味と無効電力による影響

 交流電力の計算方法と使い分けについてのまとめ

力率の進み・遅れと力率改善

 有効電力・無効電力の符号

 進み力率・遅れ力率

 インピーダンスとアドミタンスの力率

 交流電力の加減算

 力率改善

電力の最大値

 整合条件(供給電力最大条件)

 電力の最大値を求めるその他の解法

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