第二種電気工事士の筆記試験では、数学を使用して解く問題が毎回出題されています。永らく数学から遠ざかっている方々は、問題の内容に入る前に数学の壁にぶつかってしまうことも少なくないようです。
本書では、電気を学ぶのに必要な数学を、たし算や引き算の筆算のしかた、小数や分数の考え方など、算数のおさらいも含めて学び直せるよう、とびきりやさしく解説しました。
各単元ともに、どこがわかっていないかをチェックできる「解けるかな?」から始まるので、効率よく勉強が進められます。間違いやすい箇所の説明や、関連する知識のコラムも随所にはさみました。
章末問題と「第二種電気工事士試験の計算問題に挑戦!」では力だめしもできるように構成しています。
巻末にはこれらの計算の途中経過を省略していない詳細な解答を載せていますので、必要に応じて活用してください。